しばらくの間、PCに向かう気になれずに過ごしていました。
きっと何か、意味のある時期だったのでしょうね・・・。
さて、先日、子供の通う学校で、『人権コンサート』というものが催され、参加してきました。
まず、私がこのコンサートに参加しようと思ったこと自体が奇跡のようでした。
今までも、いろんな興味のあるイベントのお知らせがきました。
しかし、どうしても参加するほどの気力が無く、どれも申し込むことなく終わっていました。
それが、今回は、”これは行かなきゃ!”という感じで、翌日には申し込み書を子供に渡していました。
『人権コンサート』の内容が、私にはピッタリ・しっくりきたのだと思います。
今回、コンサートをしてくださったのは、車椅子サックス奏者の方でした。
プロフィールより
独学でサックスを学び、就職後に音楽の道に。
しかし、2度のバイク事故で車椅子生活に。
サックスも手にする気になれずに、「世の中で一番不幸な自分に嫌気がさした。」と。
その後、ハンディのある人々の集う音楽祭に参加して、再び、サックス演奏を再開。
その後は、障害者インターナショナル世界会議や、24時間TV、グラウンドゼロでの追悼演奏などを実施。
このプロフィールを目にした時、”私には、心に響くものがあるはず。学べることがたくさんある気がする!”と、思ったのです。
迷わずに参加を決意し、当日もワクワクする気持ちで目覚めたほどでした。
寒い体育館での1時間半のコンサート。
体力も気力も、ちょっと不安でしたが、それに参加しようとしている自分の姿が嬉しくて、そして驚きで・・・。
しかし、体育館で、『いまどき』の学生の姿を目の当たりにして、ガッカリでした。
先生と引っ付いてじゃれていたり、「制服はどうした!?」と言いたくなるような格好だったり、ガムを食べていたり、勝手に移動してまわったり・・・。
体罰禁止だからか、先生も何も言わないし、怒らない・・・。
そんな学生達を嘆かわしく見ていましたが、いよいよコンサートが始まりました。
初めは、『こういう学生たちが、この音楽を聴ける・共感できるのかな?』と思っていました。(楽器もサックスですし・・・)
しかし、奏者も考えたものです!
「踊るポンポコリン」で、皆、ノリノリです!
「千の風になって」で、うっとりです!
急遽、吹奏楽部(全国大会に出場します)とのセッションも入ったりもしました。
そして、次々に演奏されていく中で、各曲、一番に手拍子を始めるのが、私がガッカリしていた、『いまどき』の子達だったのです。
曲が終わって、すぐに拍手をするのもその子達でした。
そういう姿を見て、”ピュアだなぁ〜”って、心からそう思いました。
学校の評判は良くないけれど、学校ですれ違う時、真っ先に挨拶してくれるのも、こういう、見た目ガッカリの子達だったのを思い出しました。
普通の子の方が、恥ずかしがって挨拶しない感じです。
”やっぱり、見た目よりも中身だな!”って思ってたのに、忘れてました。反省!
曲の合間には、車椅子から床に座る、床から車椅子に上がるという体験もあり、数名の生徒が挑戦していましたが、難しそうでした。病気や障害の苦労や辛さは、実際に体験してみないとわからないものですが、「不幸じゃない。不自由なだけ。」と言われていました。
「上を向いて歩こう」を演奏してくださった時に、坂本九さんが、飛行機事故に遭われた経緯を話してくださいました。
元々は、他社の飛行機にしか乗らない方だったそうですが、その日は、どうしても、いくら待っても席が取れずに、仕方なく、嫌っていた他社の飛行機に乗ることになったそうです。
そして、その飛行機が、事故機になってしまったと・・・。
運命というのか・・・、なんともいたたまれない気持ちになりました。
そして、歌詞を思い出しながらこの曲の演奏を聴いていると、”私は、上を向くほどの元気は無いけれど、涙をこぼしたっていい。せめて前を見て歩いていこう!今までは下ばかり向いて歩いてきたけど、これからは、きっと前を向いて歩いて行ける!きっと大丈夫!”と思えてきました。
そして、なぜだか、涙もポロリ・・・と。
最後の曲は、「My Way」でした。
この曲を聴きながら、”私は、この数年間、ずっと自分の道を探して彷徨ってたなぁ。でも、ようやく自分らしい生き方が見えてきた感じかなぁ。”と思いました。
ここ1年近くは、本当に自分の道を探すのに必死だったことを思い返していました。
9年という長い間、私に覆い被さっている『鬱』。
そして、その他のいろいろな病気。
その中で、私は、病気だけでなく、家族や人間関係も含めて、いろんな苦しみや辛さも経験したおかげで、きっと、普通の人よりも、喜びや幸せを感じる感度が高くなったと思います。
ほんの少しのことでも”幸せ!”と思えると信じています。
今の状況でさえ、幸せだと思ってますから・・・。
病気であっても、障害があっても、幸せの感じ方や生き方は、その人次第です。
私も、鬱に覆い被さられて心が不自由なだけで、不幸ではないと思っています。
鬱になったおかげで、得たものがたくさんあったのですから・・・。
病気も、神様からのプレゼントです。
生きて行く上で、無駄なことも、回り道もありません。
どれも、自分にとって大切なプロセス、経験だと思っています。
これから、どんなハプニングが起こるか判らない人生。
”自分らしく、しっかり前を向いて歩いていきたいな。”と思えるコンサートでした。
お話の中で、「どんなことでもいい、夢を持ちましょう!」
何度もそう言われていました。
そうですね!
私も
夢を実現できるように、幸せをいっぱい感じなくちゃ!
今回は、きっと、
天使たちが、このコンサートに導いてくれたんだと思っています。
素敵な時間と、演奏、そして、気付きを与えてくれた『いまどき』クンたちにも感謝です。
ありがとう!
今日は、いい日。
明日も、いい日。
皆さんの明日が、今日よりももっといい日になりますように・・・。
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